2017.06.11
気持ちの良い晴天が続いています。
中学生以上の生徒さんは、しっかり考えられるので、大人ぽい曲をいろいろ弾いています。
趣味ですから、楽しみ方は人それぞれでいいと思います。
気楽に音を出して、指を走らせるのもいい。
思いのままに奏でるのもいい。
じっくりと楽譜を読んで、考えるのもいい。
それぞれの個性で楽しくやります。
昨日の中学生さんは、私と音楽の方向性が似ているので、感性+理論の路線で弾いています。
テクニックよりは、じっくりと歌いたい派です。
バッハのインベンションとメンデルスゾーンの「浮雲」を弾きます。
譜読みもすみ、曲が歌えてきたので、和声の理論を話しながら、音楽を練っていきます。
半年前から、和声理論を教えてきたので、話しの理解が早くなりました。
自分から、覚えた知識を引き出して、主張するようになってきました。
音楽を語り合っているので、ついレッスンが長くなります。
理論派の生徒さんの曲は、私もアナリーゼ(分析)をします。
アナリーゼとは分析することで、和音の種類、進行を分析したり、フレーズの歌い方や、拍子やリズムの取り方を考えたり...
音楽を作るために楽譜を読み込む作業です。
Pやfなどの強弱記号を読む場合も、どんな音色にするか、どの程度の強弱か、なぜPもしくはfの指示があるのだろう。
そこまで考えます。
作曲者以外の筆が入っていない、真っ白な原典版を読み込みます。
強弱記号は、出版社が独自に後付けすることも多く、会社によって全く違うことが書かれていることもあるので、よく考えます。
楽譜を読み込むアナリーゼの作業は大好きです。
小説、 エッセイ、詩、手紙を読解するようなものだと、私は感じています。
作曲者の伝えたい思いが感じられると、感動して、うるっときます。
えんぴつとハンカチが手放せない作業です。