2017.04.24
トピックスをお読みいただきありがとうございます。
先週にお休みの振り替えで、3日おきにレッスンをした、年長さんが進みましたよ。
1つをシンプルに、覚えてもらえたらと思います。
まず、ド、レ、ミ、3つの音を覚える。
ピアノ、ハンドベル、声の音高で、確実に聴き分けられて定着するまでやる。
聴きながら、音楽ノートの5線に音符を書いてもらう。
書いた音を自分で読んで歌う、弾く。
このシンプルな譜読みの基礎をコツコツ積み重ねます。
音符カードを使うこともありますが、あまり絵や色のないシンプルなものの方が、集中できて情報が定着しやすいです。
今は、カラフルなカードや、色音符、タブレットのアプリなどもありますけどね。
シンプルなものが一番です。
いざ5線上の白黒だけの楽譜を見た時に、目と頭が馴染みのあるものと、認識してほしいからです。
ド、レ、ミを確実に覚えたら、ファ、ソ、ラ、シ、ドを一つずつ増やしますが、トントン拍子に覚えてくれます。
4、5才でも自分で譜読みが出来ると、自立して練習できます。
ド〜ラまでで、弾ける童謡はたくさんあります。
音楽ノートに書いてあげると、自分でどんどん弾いてきてくれます。
昨日レッスンした年長さんは、童謡3曲が合格して録音しました。
一人で弾いたり、私の伴奏に合わせて弾いたり、「カエルの歌」は追いかけっこのアンサンブルもしました。
入会より2ヶ月ですが、音感もつき譜読みが定着しました。
次回のレッスンから、左手で1音のベースを加えた両手奏に入ります。
導入期の1番初めから、譜読み、音感、タッチ、そしてピアノで音色をつくる練習を自立して出来るようにする。
楽譜が好きになる、楽譜から音楽を組み立てる、よく読み込み、自分の音色、音楽を表現する。
そんな未来も、導入期から楽譜に親しむことで出来てくるのでしょうね。
幼児の目線に立って、理解と定着を確認して、決して急がずじっくりと。
一生の音楽のベースができる大事な時期です。
昨日は45分のレッスン後に、「楽しかった〜」の可愛い声が聞けました。