2017.01.08
いつもトピックスをお読みいただき、ありがとうございます。
医学的な専門書は難しいですが、繰り返し読むたびに、新たなに分かることが増えていきます。
導入期から一貫して指導しているお子さまもいれば、大人の初心者、大きくなってから転籍してきた基礎をやり直す生徒さんもいます。
運動力学の知識は必要です。
5年ほど前から、ドイツでピアニストの運動力学を勉強した先生にご指導頂いています。
ピアノを弾く指が動く仕組みはとても複雑です。
手の平から先の指に筋肉はありません。
前腕の伸筋と屈筋が収縮して、指につながる腱で動かします。
手の平の中の指の骨には、指の関節の動きを調整しコントロールする筋肉がたくさんあります。
この手の平の中にある内在筋がいかに主導となって動くかで、素早く、粒のそろったタッチができるか決まります。
骨に直接ついているインナーマッスルは、コントロールが難しいですが、疲労しにくいのです。
だから、たくさん速い曲を何時間を弾いても手や腕を故障するリスクが少ないです。
この手の平の微細運動ができるためには、支点となる、体幹、肩甲骨、肩、肘、手首が、ブレずにバランスよく保つことですね。
弾く前に、座り方、鍵盤への手の持っていきかたまで、気を配って見て上げたいです。
高学年の生徒さん、大人の生徒さんで興味がありそうな方には、説明してあげると、家での練習も変わってくるので、タッチの矯正がしやすくなります。