2016.11.28
11月はコンクール月間。
ピティナステップ、教育連盟に11名の生徒さんが出ました。
この1ヶ月、本当によく頑張りましたね。
努力が結果になった人、必ずしも結果に結びつかなかった人、それぞれ成長がありました。
皆さん、特にプロになるわけではないですが、舞台でピアノを弾きたい人への今後の課題をまとめてみます。
ステップでS評価、オーディションで奨励賞を頂いた方の共通していること。
•曲、作品の理解が明確に出来ていた
•人に伝えたい音への思いがあった
•本番でも集中し、よく音を聴き、内側から振り絞るように練った音を出していた
舞台に上がり人に聴いてもらうということは、思いを共有し感動を分かち合うことです。
結果に結びつかなかった皆さん、技術的には全員合格に達していましたから、足りなかったのは上記の3点でした。
これは、練習量や努力だけではカバー出来ないから、生活の根本から見直してみると変わってくるかもしれません。
必ずしもピアノを人前で弾く必要もなく、家で指練習するのが楽しい、細かいことにこだわらないで、ざっくりたくさん弾くのが楽しい、ピアノの楽しみ方は人それぞれでいいと思います。
もし舞台が好きで、もっと自分のピアノを誰かに聴いてもらいたいと思う人は、上記の3点を目指しましょう。
コンクールはどっちでもいいのですが、小学生一杯は少々無理してでも何かにチャレンジした方がいいですね。
技術は必ず向上しますし、沢山貯金をしておくと、中学生になっても部活、勉強と両立できますから。