2012.11.20
子供達とシール、レッスンとシール。
これはなかなか切り離すことができないようです。
とくに年齢の低い生徒さんにはなおさらです。
レッスンをしていてシールの威力を実感します。
子供にとってシールの魅力は、
1、剥がして貼る、この動作の楽しさ
おそらく脳にいい感じの刺激があるはずです。
2、絵柄のたのしさ、「かわいい」これがポイントのようです。
3、これらが(シールのかずが)集まるたのしさなど。
これらは子供にとってとても心地よいものであるはずです。
そこで今私が一番注意していることは、この心地よさはすべて指導者が与えるか否かの問題だ、ということです。
先日のレッスンでのこと。レッスンに来る前からぐずっていたようで、あいさつもそこそこ。
それでもテキストをぐずりながらも進めてみました。
リズムをしっかり打てたので(この時本当によくできたなあ、と思いました)「よくできたね、ここはもうばっちりできたから終わったしるしにシール貼っておこうね。」と言って渡しました。
こういう時の子供達にとって、レッスンをがんばることはかなりの負担なのだ、と思います。
シールを貼るという行為がこころの緊張をほぐしたのかもしれません。
その時から生徒さんのぐずぐずはなくなり、つぎのテキストもしっかりと、どんどん進み始めました。
もしシールを貼る、という転換がなければおそらくこの回のレッスンはぐずぐずで終わっていたかもしれません。
今はまだ「ごほうび」に等しいかたちのシール効果と言えますが、この生徒さん達が成長とともにシールよりもっともっと刺激的な「演奏」に心地よさを求めていってほしいと思っています。