2014.05.13
シャガール展の余韻を残したまま、「シャガールコンサート( パリ オペラ座の天井画)」
時任康文 指揮
名古屋フィルハーモニー交響楽団
AC合唱団
井上さつき(愛知県芸教授)さんの解説と指揮者とのトークを交え、とても興味深い内容で進みます。
副題のとおり天井画に描かれた曲のコンサートです。
①モーツァルト:オペラ「魔笛」より序曲
②モーツァルト:オペラ「魔笛」より終幕の合唱”浄められた人々よ万歳”
③ラモー:オペラ「プラテ」より”メヌエット”
④グルック:オペラ「オルフェオとエウリディーチェ」より”精霊の踊り”
⑤ベトーヴェン:「フィデリオ」より序曲
➅アダン:バレエ「ジゼル」より第2幕”パ・ド・ドゥ”
⑦ベルリオーズ:劇的交響曲「ロミオとジュリエット」より”マブ女王のスケルツォ”
⑧チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」組曲版より”情景””ワルツ”
⑨ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2組曲
天井画に描かれた14曲中9曲でした。展覧会後で、疲れていたので寝ちゃうかも?!と思っていましたが、分かり易いお話と、なんといっても素晴らしい演奏で、覚醒してしまった。
名フィルの演奏は勿論、AC合唱団はオペラ公演のために結成された1人1人がソリストとして活躍しているような人たちの集まりで、こんな巧い合唱は見たこと?聴いたことない。
しかし、注目すべきは指揮者であります。時任康文君。きっと若い。(何故か?音楽家というのはプロフィールに年齢を書かない。70歳超えている人か、お亡くなりになっている人以外は)オペラ作品が多いようで、テンポや表現がシャレオツ!!おかげ様で、寝ている場合ではありませんでした。
ー 場所: 愛知県芸術劇場コンサートホール