2014.05.13
誰もが知る総合芸術家、マルク シャガール。今回はパリ オペラ座の天井画を中心に、絵画と共に、60歳を過ぎた後半生に手がけた数々のモニュメント作品(ステンドグラス、陶板画、モザイク画、タピストリー、舞台美術、舞台衣装…)が展示されています。
☆パリオペラ座の天井画(もちろん天井画を外してきたわけではなく、天井画完成までの下書き。膨大な数です。面白いのは、そのほとんどは個人所有なのです。)
そう!あの「オペラ座の怪人」の天井ですわ。
☆メッス大聖堂ステンドグラスの薔薇窓。
☆ニース大学のモザイク画。(写真)
☆巨大タピスリー「平和」。
☆オペラ「魔笛」や「火の鳥」バレエ「ダフニスとクロエ」の舞台衣装、舞台装置…
☆晩年コートダジュールで制作した、陶芸(皿,壺…)、彫刻(大理石から石膏、ブロンズ)、タピスリー等
*驚いたのは、制作年をみると、「おや?自分の生年じゃないか?」と。確かに1985年没なのだから、かぶっていてもおかしくない。
そして、下書きといえど、見事な緻密さ。その絵がユニークで、動物も人も可愛いらしい。加えて、誰でも好きになりそうなくらい綺麗な色が沢山。
ー 場所: 愛知県美術館