2024.03.05
小学校高学年。 2年前に引っ越してきまた。それまでもピアノはやっていたらしいのですが…
その時やっていた教本は、バーナム1(初歩の
初歩)練習して来ないのでカメさん歩行。
その彼女が、発表会で「エリーゼのために」を弾きたいと申し出てきたのです。
エリーゼのレベルと実力がかけ離れています。その時、発表会半年前。賭けです。
早速、三者面談。本人とお母様と私と3人で全力で助け合うしかありません。
エリーゼのためにの1番難しい部分を2ヶ月で弾けるようになったらやりましょう、ということで始まったのですが…
練習する習慣がないので、急に練習ができません。実のところ読譜もあやしい。
楽譜を悪気もなく忘れて来てくれる。
来る早々悩みを語りはじめ、レッスン時間が残り10分だったことも。
本当に弾きたいのか謎の連続。
このあとは、練習スケジュールを書いて、お母様と連携で、練習チェック。いつ、何分、何を何回弾いたか。やるべきことを箇条書きでかいてもらったり。
しかしそれだけでは心から練習が必要だと気づいてはくれません。目的意識がなければ達成感は得られません。 ピアノを弾くより、心の改善が必要でした。
そこで、始めたのが『交換日記』ピアノの事ではなく、自分の事、今日あった事、これから楽しみにしてること、嫌だったこと…
喜んで書いてくれました。それが練習につながるわけではありませんが。つづく