2012.06.04
これは、お芝居です。
舞台にはフルコンのピアノが向かい合わせに2台置いてあるのみ。出演者はカナダ人の俳優さんが2名(この二人の自作自演)。衣装は最初から最後まで燕尾服。
あまりお若くないお二人が、ピアニストを目指す少年の役から、大人になっていく過程を描いています。ピアノ演奏と台詞が凄いテンポで繰り返され進行していきます。
ピアノは、とにかく趣味でも、プロを目指すとしても、長い長い年月を必要とし、ずっと続けるのが困難です。もちろん長く続けるのは、スケートだってサッカーその他だって同じです。
親子関係(練習しないとおやつもらえないとか‥笑、)師弟関係(立派な先生を点々とする‥笑)など、手に取るようにわかってしまって爆笑の連続でした。
演奏曲は、バッハ、モーツァルト、ショパン、リスト‥ビリー ジョエルまで。繊細なものから超絶技巧まで。まあ凄いレパートリーで!!本物のピアニストさながら。そして面白い。お腹一杯になって帰ってきました~
この二人(テッドとリチャード)の元祖コンビは最後だそうです。また若き世代にバトンタッチするんですね~日本人キャストで日本語公演も思案中だとか!あれだけピアノ弾ける俳優を探すのは至難の業でしょう。「LEGEND」の鍵盤男子なんてどうでしょうか?