2019.01.24
平成最後の年も、もう、1ヶ月が過ぎようとしています。
昨年末、お孫さんと一緒にレッスンに通い始めたNさん。毎週、お孫さんのレッスンを楽しそうにご覧になり、その後、ご自分のレッスン🎵
最初は、肩の凝りそうなカチカチの演奏でしたが、最近、少しずつリラックスして弾けるようになり、私との連弾も感情豊かな音色になってきました。ピアノの演奏は、自分の心の想いを音で表現できる事が、一番の喜びです。簡単な曲でも、気持ちのこもった演奏は、聴く人に感動を与えます。
お孫さんのAちゃんも、もちろん、楽しそうです。もう、本が一冊終わりました‼️
当教室、他にもおばぁちゃま生徒がいるのですが、毎週、お休みもしないで通っています。練習は、あまりできない時もあるようですが…続ける事が大切。脳トレとおっしゃりながら楽譜に向き合っています。そして、少し指がスムーズに動くようになると、自然と音楽が表現できるようになり、音色も豊かになります。上手に弾けた時の嬉しそうな笑顔、最高です。
私の母は、遠方に住んでいる為、日頃は一緒に音楽を楽しめません。とっても残念。
以前、母の認知症の話しを題材にしました。その後、ゆっくり進行しているのだとは思いますが、日々の生活を楽しんでいるようです。
母を見ていてつくづく感じたこと。
🎵音楽の力は素晴らしい‼️
自分の発表会の日は、母の心配などできないほど、自分と生徒の事でいっぱいいっぱいなので、里帰りの際に、友達のピアノの先生の発表会に母と伺いました。
子供達の一生懸命な姿に、涙もろい母は、何度も涙ぐんでいました。
「この曲は、なんだか聴いたことあるような気がする」
と言いながら、拍子をとったりしていました。その最中、脳を動かしてるんだなぁ〜と、嬉しくなりました。きっと、日頃は動かしていない脳のどこかが、活動していたのでしょうね。自宅に戻ってからも、私と妹の幼い頃の思い出話しを沢山してくれました。
色々、忘れることもありますが、日々、その時を楽しく過ごして欲しいとつくづく思っています。