2014.09.14
今年の夏は発表会だけではなく、ピアノコンクールに2名挑戦しました。8月24日に鳥栖で行われたパラリンコース(障害者コース)1名、まだ行われていませんが、ステップコースに1名です。二人とも初めての挑戦です。
パラリンコースのk君は、「金賞」を受賞して、来年の三月にアクロスで受賞コンサートに出場することになりました。
彼は、ドレミファソラシドの音階のみをどうにか読めますが、音符は読めませんし♪の長さを聞いても理解出来ていません。しかし、彼の素晴らしさは、私が弾いた曲を聴いて、その通りに弾こうとする努力と集中力と生まれつきの才能(絶対音感)で曲を仕上げていきます。時々曲を録音して、ご父兄が聞かせておられますし、私が注意した所を、自宅で、何度も繰り返して練習して来ます。彼のレッスンでは、弱音は1度もきいたことは有りません。何度も繰り返しますので、時々私の方が「K君、大丈夫?」と聞くほどです。その時の返事は、いつも「大丈夫」です。来年の3月までに、受賞コンサートに出場する曲を新たに決めておかなければならなくて、お母さんとも話し合い、今週より、受賞コンサート用の曲のレッスンを再開します。