2014.07.11
パソコンの前に座って久々のトピックス。
午前中はほぼ毎日循環器センター通い。 帰ってすぐにレッスンでなかなかこのページにやってこれなくて~~~バタバタ日にちが過ぎて行きます。もう7月も半ば近く、もうすぐ夏休み~~。
生徒達も8月1日の到達度テスト、そして9月15日の発表会に向けて、みんなエンジンがかかって盛り上がって来ています。燃えるあつい~~い夏に突入です。
そんな中、到達度の問い合わせや、レッスンの問い合わせもいただいたり、ありがたい気持ちでいっぱいです。
あるお母様と教本の進め方のお話させていただきますとお約束しましたのでこのページで書かせていただきます。
私達が子供のころはピアノの導入といえばバイエル(トイツ)しかなかったのですが最近はバスティン、トンプソン(アメリカ)他、メトドローズ(フランス)、そして日本の導入教材オルガンピアノ、ピアノドリーム、ピアノランド、ひけるのジュニア、、、楽譜屋さんに行けばきりがないくらいわんさかわんさかいっぱ~い。 どの教材もピアノが上手になって欲しい思いで可愛い絵があったりとっても素敵に書かれています。 が、どの教本でもそれを使いこなして何を生徒に身につけてあげるかは指導者の責任なんだなって。
私は導入はバイエル導入教本を使い右手のメロディーにI(ミソ)Ⅴ7(ファソ)の和音を付けてそしてサブにピアノランドやオルガンピアノの本を使います。 サブ本は生徒に合わせて他にも色々使っています。 一段譜にコードを付けたりもさせます。
とにかくド~ソまでの音をしっかり読みながら両手で指が自由に動かせるようにしてバイエル上巻の8番に入って行きますが上巻は3カ月以内にどの生徒も終わるようにが私のポリシーとしています。終わらないようだと私の責任として何度も来ていただくようにしています。これは私の責任ですので追加レッスン料は勿論いただきません。そして下巻へ~~、今までは5つの音の並びだったのがヘ音記号が出てきて調も色々出てきて音域も広がり、指くぐらせ等ピアノを弾く上での要素がいっぱい~~70番過ぎたあたりから急激に難しくなり、バイエル嫌いに突入になりかねない教本。 でもでも使い方をうまく持っていくとこれほどブルグミュラーやソナチネに入るのに一番近道の教本はないと思っています。 バイエルのどの曲のどの部分が生徒達が難しく感じるのかどの曲が弾きにくく嫌がる曲か、は長年の経験でわかっているのでそれをクリアにさせるように、そして目で追って音符を理解しながら弾ける事をねらいとして使っています。そしてどんどん進ませ下巻は1年以内遅くとも2年以内に終るようにさせてあげる事が私の役目だと思っています。
生徒達にはバイエルが終わるとすご~~い力がついてあとは楽チン、、どんな曲でも楽に弾けるようになるよって、頑張ろう~~って。
ざ~っとバイエルを終わらせ生徒に達成感を持たせ自信を付けてあげて、、
そして一見難しそうに見えてもバイエルより簡単な曲集を持たせそれと並行してブルグやソナチネを使って音作りや指のコントロールなど細かいレッスンに入って行きます。 バイエルはなが~~く持てば持つほどピアノ、音楽が楽しく思えないのでは~。
色々な方やご父兄の方達からも音楽は好きなのだけれどバイエルが嫌でピアノやめちゃったって話を良く聞きます。
でも短期間に終わらせるとこれほど譜読みの力がつく本はないと思っています。
この2月からスタートの年長のここちゃんは今はバイエル73番あたり、3月からの一年生のもねちゃんも名古屋から変わって来られた小1のひまちゃんはもうすぐ上巻とドリーム4が終わり、又4月からスタートの年長のかいち君も今はバイエル35番、そしてこのトピックスに書かせていただいた2月からスタートの小1のTちゃんは8月の到達度でバイエル73番(原書74番)とバッハのメヌエットGdurを弾きます。み~んな私にけなげにけなげについてきてくれています。
とてもやりがいに繋がります。
写真は発表会でモーツアルトぐるぐる連弾に取り組む5年生のメンバー。
追加 今日ここちゃんのレッスン。2月スタートではなく3月からお世話になりましたとお母様。到達度バイエル73番で申し込まれテンポはまだまだ遅いですがどこまで追い上げてくれるか、、前向きなやる気嬉しいです。