2014.01.26
1月25日にカワイピアノコンクールがありました。
教室からは2名参加され、年中のすずなちゃんは入賞のご褒美、4年生のあやなちゃんは入選のご褒美を
いただき生徒達の嬉しそうな顔を見てホッとしています。
このトピックスを書き始めたのが丁度2年前のこの時期。 記事もピアノコンクールからのスタートでした。
そしてすずちゃんのピアノスタートも丁度2年前の3歳になったばかりの2月からでした。
彼女は教室に来るのが楽しくて私も朝は時間の余裕があるので幼稚園に入る前だったので一週間に3回以上ひんぱんに来ていただきました。
幼稚園に入学しても、幼稚園に行くよりピアノ教室へ行きたいって話されておられたのを思い出しています。
ピアノに向かうその姿勢が上達へと繋がったのでしょうね。 バイエル上巻下巻もあっという間に終わり、今はブルグ、ソナチネに取り組んでいます。
前回のレッスンで、クレメンティのソナチネop36の3(9番)を全楽章ゆっくりのテンポですがノーミスで弾ききりました。 2楽章は弾けても幼稚園の生徒には表現はまだまだむつかしく幼稚ですが、、、又1楽章も3楽章も弾ききるには難しいところがいっぱいなのに、、、私は思わず難しいところがあるのにノーミスで弾ききるなんてお家でどんな練習しているのですか??って質問。 私がいつも話している取り出し練習をして下さっていたそうです。 彼女の能力と集中力に指導者の私もビックリ。 いまやっている曲にくらべたらコンクールの課題は譜読みは楽ちんですが、その中にはとってもとってもきりがないくらい古典やショパンなどに通じる深いものもあります。それを最大限に伝えて彼女の身体の中にあるエネルギーを演奏に繋げるようにしてあげなければと取り組みました。
4年生以上の音楽コンクールの時に審査委員長の方が話されておられました、<かっこいい曲に取り組まれた方が多かったのですが、かっこいい曲をかっこよく弾くには、古典をしっかり勉強されてから取り組むとかっこいい曲がさらに素敵に仕上がります>と古典を勉強する事の大切さを話されておられました。
私の大先生もいつもいつも言われている言葉です。 私も再認識しました。
入賞されたベートーベンのソナタop49-1の2楽章を弾かれた方は本当にとってもとっても素晴らしく感動もの、ブラボーでした。
すずちゃんも入賞者コンサートにエントリーをされるならば、今やっているソナチネを奥深く仕上げさせるのはとても勉強になるとも思っていますが、彼女はブルグを弾く方が楽しいらしい、、、彼女の希望を聞いて取り組もう思っています。
すずちゃん、よかったね。おめでとう!!
続く、、、、(4年生のけなげなけなげなあやなちゃんの事も書きしるそうと思っています)
(写真はすずちゃんが舞台上で表彰を受けているところです。何が何かわからずきょとんとしている様子とっても可愛いかったです)