2013.09.04
土曜日はカワイのホールを貸していただけるとの事で発表会のリハーサルをしようと生徒達に声かけをして曲が仕上がって来ている生徒達が参加。 生徒達をちょっとその気にさせようと名前を<昼下がりのコンサート>。
出演者選びは急だったのでお母様がレッスンについてきて下さる方らレッスンの時にお声かけ。そして8名決定。
コンペに出た幼稚園の2人はコンペの曲にプラスして、クレメンティのソナチネ。年中7番3楽章、年長9番1楽章、コンペの曲はもうエンジンが切れてしまっていてアレアレアレ状態。 それにつられてソナチネまでアレアレ。ピアノも響きもタッチも違うので本人達がビックリしてアレアレ<失敗は成功のもと>この経験をいかして、これから気を抜かないでのレッスンを心がけて一緒に頑張ろう~。
他にはピアノを昨年の9月からスタートされた4年生の生徒さん。
音楽大好きとやる気があればピアノのスタートが遅くてももう教室のみんなに追いついてきています。 発表会の曲は本人とお母様の希望もありで<人形の夢と目覚め>。 お家がキーボードでなので鍵盤もたらなく、後半の速いパッセージはスラスラ速く弾けているのだけれどそれをピアノでとなると上滑りで、本人自身がビックリ。 頑張った練習の成果を発揮するには、私はどうレッスンをしていいのか~~とにかくキーボードは鍵盤の形をしているけれど、ピアノではないので、音をしっかり出してね、お家で練習をしていてもいつも先生の所のピアノのタッチを思い出して~のレッスンしかできませんでしたが、私が思っていた以上にしっかりとミスなく終盤のテンポも崩れることなく弾ききりました。 彼女のひたむきながんばりはすごいです。
さてもう一人4年生のなっちゃん。 ワルツエチュードとシューベルト即興曲2番、2曲ともすごいスピードで音もころばずノーミスで弾ききり他に出演されたお姉さんたちからもみんな一目おかれる存在になったようです。 彼女はスイミングスクールの強化選手。夏休みは毎日朝7時から9時まで、夜は6時から8時半まで連日プールで一万メートルほど泳いでおられるそうです。水泳に比べたらピアノの取り出しなんてラクチンラクチン100回1000回~~お家での練習が見えてくるようです。 水泳を通して持久力がつき訓練(練習)をすればかならず報われるって事を学んでいるのでしょうね。 はんぱじゃない努力をしておられます。
もう一人4年生のAちゃん。
今回の曲はあこがれのエクスタインのラプソディー。 細かいところばかりレッスンをしていたのと、細い華奢な身体の彼女舞台ではちょっと迫力がたらなかったのに気付き、昨日のレッスンで出だしの所の音作りをしました。 迫力が出てきて音楽がどんどん変わっていき嬉しくなりました。 アンサンブルの練習を手伝ってくれているまきちゃんも聴いていて土曜日と全然違うすごく良くなったってべた褒めしてくれて本人もちょっと嬉しそう! なんでも頑張って取り組むひた向きな彼女、上手にしてあげたい思いでいっぱいです。
そして中学生いくちゃんのカンパネラ、、まだまだ制作途中の演奏。 このホールのピアノは低音部が大きな音が出るのでコントロールをしないといけないのだけれど、弾くので精いっぱい、左がうるさく拍感も出ていなくて本人も気づいていて、これからこれからの追い込みです。
高校生のれまちゃんは木枯らし、教室では私がOK出すほどに仕上がってきていたのですが、舞台では思ったように弾けなくて本人が弾かれへんかったわ~~って一番がっかり、れまちゃんの良い演奏を知っている私や他の生徒もいつものピアノと違うから、どんなピアノであろうと一回で最高の演奏が出来るってむつかしいな~~~って帰りの車で話していました。
まきちゃんは英雄ポロネーズを弾く予定がスケルツオ2番に変更、エネルギーのかけ方は良いのですが、左手アルペジオの音作りがまだまだ、、ハーモニーに聞こえないとと~~。
今回の経験、それぞれ課題が見えてきたのであと10日みんながんばろ~~。