2013.08.28
発表会に向けて中学生の弾きあい会が終わり、そして23日には幼稚園小学生達の弾きあい会も終わり発表会に向けてエンジンがかかってきています。
小学高学年生の集まりでは生徒達がそれぞれ自覚が出来てピアノ曲も作品としてなんとか仕上がってきました(本当はもっともっとなのだけれど、、)
低学年生達ははそれぞれどこかミスをしたり止まったり弾き直しをしたり、、、まだまだの演奏。 生徒達はお家ではうまく弾けていたのにみんなの前では出来なかった事に気づき本人自身がビックリしているようです。
弾きあい会のねらいは、緊張した中で一回きりの演奏ですべてを出し切れるかどうかの確認です。
家ではリラックスした状態で指の動くままで弾くので間違えないそうですが、、、指が違った音をさわってしまうとどうしていいか本人がガッカリしてビックリしているようです。
私はアンプってレッスンはしないで発表会近くまで楽譜を見て弾いてもらいます。 楽譜の音符を見るのではなくどこをどう弾かないといけない(フレーズの最後の所、右手と左手の響きを合わせる所、メロディーはどこへ向かっているかを意識する事や、クレッシエンドは記号だけれどそれは目的の音に向けてエネルギーをかけて欲しいので、だんだん大きくと表現しないで湧きでるようにエネルギーをかけてって声かけをします。 また伸ばしている音の響きの先を上に向けたり、、16分音符で音が転びやすいところをお耳で聞きながら弾いて欲しい所などなど、、、、いっぱいいっぱいしてほしい所などを色鉛筆でお絵かきしているみたいに塗っています。
それを注意して弾いていると演奏曲の全体がわかってくるので少々ミスタッチがあっても音楽が止まらないで最後までうまく弾けるようになります。
高学年はだいぶ定着してきたので演奏が安心して聴けるように徐々に徐々になって来ています。
ただひたすら指を動かして鼻歌で弾いて練習回数だけで練習をしたこれで良しと思っているとちょっとあぶなかしいです。
<家で出来たは出来たでないよ、、人の前で一回きりの演奏でうまく弾けるようにをめがけなくちゃ>
曲には難しい(弾きにくい)所と簡単な(弾きやすい)所があるのでいつも口を酸っぱくなるほど言っている取り出し練習の大切さ、楽譜を読み取ることの大切さに気付いての練習をして欲しいです。
今年、エリーゼの為にを弾きたいってその曲に取り組んでいる生徒が2人(小2、小3)。
私はやりたい気持ちが大事なので16分音符の早いパッセージ、3連♪の所、左手同音連打の所、ここの取り出し練習をいっぱい出来るならとOKを出しました。生徒達の好きな始めの所はやらないで取り出し練習ばかりから入ったのですが生徒達はそれなりにやってくれていたのですが、いざ仕上げとなりますと、、、アレアレアレ状態です。 みんなの前での演奏の時に音が滑って転んで、、、本人がビックリして涙ぐんでいました。
<ソナタをいっぱい作曲したベートーベンさんの曲だもん譜読みが出来たからではなくソナタ位を簡単に弾きこなす力が本当は必要なんだよ、そんな曲に挑戦なのだから完成度高く仕上げるには取り出し練習をもっともっといっぱいしないと~~> って。
さあ、その後の練習はどうなっているか???
本番に向けて悔いのない演奏が出来るようにみんなみんな一緒にがんばろ~~。 レッスン回数は関係ないよ~~必要とならば毎日でもOKです。 私を求めて来て下さい~~。
一緒にがんばろ~~。
<写真は中高生有志でのモーツアルトのぐるぐる連弾。 昨晩8時から集まってきて、パート分け、今からの取り組みです。 一人4年生のNちゃんも参加。 やる気まんまんのみんなです。 さ~どうし上がっていくか楽しみ楽しみ。