2013.04.14
4月4日(木)みつなかホールで到達度テストをしました。
この企画は一年前からあたためてきたのですがああでもないこうでもないと考えているとなかなか前に進まずで、有言不実行ではいけませんと自分に言い聞かせスタートしました。
やって良かった、企画は大成功でした。
このテストはピアノを弾く上でとても必要な要素の詰まった、ツェルニー30番を不十分な練習で先に進めることなく、きちっと仕上げていくことをねらいとしています。チェルニー30番まで進んでいない生徒さん達は、ブルグミュラー25番、自由曲のコーナーでの参加で一曲を深く仕上げ人前で演奏をする経験を積むことで上達へ繋げて行っていただきたいと思っています。
チェルニー30番は演奏の記録を録音しておき30曲修了時にCDを作成してあげようと考えています。 自分だけのCDが出来るって素敵ですね。
さて、<到達度テストチェックポイント>ですが、
1、待っている時の態度
(お行儀よくできているか、ご挨拶や椅子にすわるまで)
2、演奏する時の姿勢
(背中がまるくなっていないか足をふんばっているか椅子に座ってから弾くまでのかまえ)
3、テクニック
(音が転んでいないか、音の粒、手の形など)
4、テンポ感、リズム感
(テンポがはやくなったり、おそくなったりしていないか)
5、表現力
(強弱をつけたり、聴いて下さる人達へのメッセージが伝わるか)
6、曲の完成度
(ミスタッチや弾き直しをしない。曲を完成度高く弾きこんでいるか余裕のある演奏かどうか)
以上の項目をアドバイザーの先生方に、1から5段階で講評用紙に記入していただきました。そして最後にトタール評価として、
S (とってもすばらしい)
A (すばらしい)
B (よろしい)
C (がんばりました)
D (再度挑戦)
を記入していただきました。 Cの人は次はBになるようにBの人はA、、Aの人はS、、Sの人はSを続けるように目標(1~6の項目を良くするように頑張る)を持ってこのテストを利用していただければと思っています。
このテストに向けて一生懸命頑張ったことですので、よっぽどの事がないかぎりDは付けないことにしています。
テストを終えてやってきた生徒達、どの生徒も成長が見えてきています。
おちびちゃんの生徒ですが、弾ける所を速く、弾けないところはゆっくり弾いていた生徒も、教室へはいってくるなり<先生、メトロノームを付けてひいてきたで~~>って挨拶よりも真っ先に私に伝えてくれました。 あんなにメトロノームを嫌がっていたのに、、、意識が出てきたのですね、すごい進歩だと思います。
背中をまるく、足も投げ出す格好で弾いていた生徒も、背筋をピンとして、足も足台にしっかりおいて、私が乗っけるだけはダメ、踏ん張ってって、言えば、踏ん張って前かがみの姿勢になり。
又、ある生徒は 一曲弾くと後ろを見たり椅子から降りようとしたりだったのですが、 30分私のペースでレッスンが運べるようになりました、本人の真剣さ、それを見ていてお母様はとてもビックリされ喜んでおられました。
私や、お母様がこうしなさいというより、本人の前向きな自覚が大切だなと、そしてこのテストを通して生徒達が何かを感じ自覚が出来たことはとても良かったです。
中学生の生徒も自分の演奏をスマホにとって確認したりで、音も粒もよくなって、本人のやる気と自覚を持つことで上達に繋がるのだなと私もとっても嬉しい気持ちです。
次回は 7月6日(土) みつなかホール文化サロン
ご関心をお持ちの先生はお気軽に参加して下さい。
参加料は、一曲 1000円です。
*注<コンクール参加を考えていらっしゃる方はピティナステップなどへの参加をお薦めします>
生徒を参加させられる先生はアドバイザーとして審査に参加下さることも可能です。
関心をお持ち下さる先生は、
090-3288-3109 へショートメールかお電話くださるか musiky@jttk.zaq.ne.jp 関口まで 連絡下さい。