2013.01.23
音楽教室を始めてかれこれ30年終わりくらいかな、もう随分経ちます。
長年の経験から、導入で私が心がけている事は<音符を目で追って瞬時に頭で判断して指に命令をおくる>この回路を付けてあげる事です。
音符が読めて、指が書いてある通り自由に動く、これさえ出来れば<鬼に金棒>練習は自分の力で出来ます。
答えを先々教えてしまうとと、考える事より答えを教えてもらうことをまつようになってしまいます。
私はいつも<まつこちゃんにならないで~>って言っています。
まつこちゃんになってしまうと毎回の新しい宿題が苦痛になってしまいます。
音符を目で追って弾ける、これって癖がついてしまうと何でもない事なのです。
子供が本を読む感覚なんですね。
どんなに小さな子でも、この回路が出来るとレッスンはとてもスムーズにすすみます。
昨年(2月9日)のトッピクッスで書かせていただきました2月からのスタートのすずなちゃん。 スタートした時は3歳になったばかり。 でも読んで瞬時に頭で考え指をうごかすこの回路を付けてあげたら、教本もスムーズに進み今はバイエル下巻の半分あたりに入りました。 11月にグレード14級、そしてこの1月に13級合格。 順調に順調に進んでいます。今は年少ですが年中の間にはバイエル修了間違いないでしょう。
お母様にはバイエルは知っている曲ではないので楽譜とにらめっこして頭を使っての練習だから、知能開発教室に行く必要ないよねって話しています。
又、同じく(2月14日)のトピックスで紹介しました、昨年2月からのスタートの年中のMちゃん。 前回のレッスンでバイエル下巻を終了で、子供のハノン、ピアノのABC(ル、クーペ)、ブルグミュラー25番、ソナチネとピアノ名曲集2巻、計5冊を使ってのレッスンに入って行きました。
このMちゃん(11月19日)のトピックスバイエル修了大作戦に書きました中で一番小さいのに一番早くに修了した生徒です。
Mちゃんの嬉しそうなお顔。 1年生のお姉ちゃん達にもすごいすごいって褒められて、ますますピアノが大好き、ピアノが自信に繋がっているようです。
★ピアノは奥が深いです。 私のバイエルを使うねらいは譜読みの力を付けてあげることですので音作りや完成した音楽には仕上げていません。 間違えないでスラスラ弾けたら合格としています。 これからの教材で 指の事、、表現の事、音の響きの事などの細かいレッスンに入っていきます。
<写真は11月に撮りましたMちゃんです>