2012.11.24
中学生Mちゃん、定期テストが終わったその日にレッスンを入れていました。
中学生は、クラブ、塾、そして学校の行き帰り(片道歩いて3、40分ぐらい)で疲れてしまってなかなかピアノに向かう時間がないそうです。
最近はピアノ弾いていなかったってレッスンにやってくることが多かったのですが、ソナタの始めあたりを弾いてもらったのですが、テンポはだいぶゆっくり目だけれど、拍子感やフレーズ感、同音連打や連符の弾き方など、今まで私が口やかましく言ってきたことが自然に出来ていたので、
<え~、とっても良くなっているよ。どうしたの?>って聞いたら、
三連符や拍感の事など先生の言っている事と吹奏楽の先生の言っていることが同じとの事(彼女は吹奏楽部でオーボエ)今までは私が言っていたことを聞き流してひたすら、がむしゃらに弾くだけだったMちゃん。
私もそうだったのですが、ある時に急に先生のお言葉が解った事がありました。
私の先生も何度も何度もだったのですが、ハイってただうなずいていただけで、3カ月ほどして、、先生の伝えたかった事はこれだったのだと、気づいたことがありました。
気長に気長に、あきらめないって事が大切なのだなと思いました。
ひとこと言ってすぐに上手になるのだったら世の中、だれでもピアニストになるよねって、、、長~い目と根気とやる気が大切なのだと思いました。
写真は空中庭園のある下のドイツ大使館が主催のクリスマス一色の広場です。イルミネーションが素敵でクリスマスムード満喫できます。