2012.10.05
数日前の夜の10時ぐらいかな、レッスンが終わり、ほっと一息。 レッスン室のソファーにもたれてテレビを見ていると、いつのまにかコックリコックリ、、、。
ドアのあたりの物音で目が覚めるとバイトを終えた大学生達がのそっと、、、。
発表会が楽しかったのか、、、ちょこちょこバイト帰りに来てくれます。
彼女達ソファーに座って、発表会のビデオを見たり、くつろいでとても楽しそう。 <先生の家だとお母さん達安心してるから>って私の家で夜遊びをしています(笑)
大学生①
Ma,,ちゃんは、今は教職を目指して勉強をされておられますがピアノは本格的な練習をしています。 発表会を機会に、やる気満々でピティナのグランアミューズやクラッシックコンクールに挑戦してみてはってアドバイスしますと、、ちょっとその気になっているよう。
大学生②
又、もう一人のデザインを勉強している大学生Ka,,ちゃん。
中学生の時、音楽のテストが14点(100点満点??まさか??50点満点だと思いますが、、)だったのだけれど夏休みの音楽の宿題でピアノを弾いて、その演奏、音楽の先生が気に入られ、なんと通知表が5段階の5で、、、私の教室の後輩たちに<ピアノ弾けたら音楽の先生認めてくれるから、がんばりや~、私14点で5やったよ~~>って拡声器してくれています(笑)
彼女の助言もあるのか私の教室は中学生の生徒達、勉強、クラブ、塾、で忙しいのですがほとんどピアノを続けてくれています。
ピアノの楽しみが解るのは思春期からだと思っています。 ピアノを弾くことで心が落ちつき又、気持ちを込めることでストレス発散にもなってくれます。 私もそうだったのですが勉強の合間や、悩みごとがあった時などピアノが心を癒してくれました。
大学生③
今日の夜は、この9月からピアノをスタートされた幼児教育の勉強をされておられる大学生Me,,ちゃんが来ました。
大学入試の時はピアノのテストがなかったそうでで、ピアノがなかったからこの学校を受験したとの事。
が、入学してからがとても大変だったらしくて、駆け込み寺の様に、私を求めてレッスンに来られるようになりました。
とてもまじめで何事も一生懸命、幼稚園の先生がぴったりのキュートな可愛い学生さんです。 でも、学校のピアノについていけなくなって、、本人<ピアノ鬱になりそう>って悩まれておられます。
今までピアノの経験が全くなく、4月からの学校の授業でだけで、お家はキーボード。 学校の授業ではカリキュラムどおりの宿題をだされるだけで音符の説明もなくで、本人ト音記号、ヘ音記号の意味も解らず、ピアノのドの位置も、あやふやで、、、楽譜に すべてド レ ミ と仮名をふってなんとか一人で頑張っておられました。 困り果てた彼女。
縁あって彼女をお引き受けたからには絶対、なんとしても実力を付けてあげなければと、ファイトが湧いてきます。
学校からの帰宅が7時ごろ、それから8時には一週間に2,3回レッスンに来てもらっています。 私も発表会が終わったので、これからはもっと~~。
まずどの位弾けるか聴かせてもらって、それからアドバイス、そして別室で練習をしてもらって、弾けるようになったら、またチェックをしてアドバイス、そして別室で練習、、毎回2時間近く、、、この繰り返しで少しずつ、少しずつ力がついてきて、今日のレッスンでは始めて笑顔が出て、ピアノ少しだけど楽になってきた、楽しくなってきた、、って、、始めは悲壮な様子でしたが、嬉しい笑顔を見せてくれました。
私も嬉しくなり、、なんとしても彼女に自信を付けてあげなければ、ピアノの楽しさを感じてもらえるレッスンをしなければと、、私もファイトが出てきます。
今までは学校では一番ピアノが弾けない生徒だったそうですが、あと半年2回生になったころには、頑張って先生や友達を驚かせようって、、。 それが私の任務??です。 ファイトがわいてきます。
半年後にはこのトピックスで嬉しい報告が出来ますように、彼女と一緒に頑張ります。
<写真は、埼玉の先生からいただきました素敵なシルキーフラワーです。 発表会当日はプログラムを置く受付台にいっしょに飾らせていただきました>