2012.03.22
まるで博士を小さくしたようなそれでもって子供の天真爛漫さがありいつもニコニコの男の子T君。
21日に体験レッスンが終わり、これからレッスンが始まります。
レッスン見学を申し込まれた時、お母様はレベルが進んでいる子のレッスンを見学させて下さい、、と話されておられたので、、、その意味が、T君とお会いしてわかりました。
2年生で今8級の勉強をしている女の子のレッスンを見ていただこうとしていたのですが、T君到着時にはすでにレッスンが終わっていました。、
そして少しばかり体験レッスンをして、、、
T君が帰る時には次の生徒2年生のレッスンが始まったのですが、、帰らないで椅子に座ってず~~と、身じろぎもしないで真剣に耳をかたむけていたのです。
その生徒はどの曲も取り組んだばかりで完成していなくて、なんとかゆっくり弾けるバラード(指が回らなくてこけたりしながらの演奏)を、普通でしたらまだ仕上がっていない人の演奏を聴くのは退屈なはずなのに、、、
とても真剣に、目を輝かせて、、、やはり集中力というか、好奇心か、向上心か、興味があるのか、、
これから楽しみな男の子です。
彼は驚くことに漢字に興味があり私が渡した昨年のプログラムを読んでいました。
別れのワルツ」~~って~~漢字検定も年少で10級合格、今9級の勉強をしているそうです。
お母さまは今まで教えこむ事をされてわけでもなく、本人の自発的な取り組みだそうです。
本人が辞典に興味があり、どんどん吸収をしていかれるのでその好奇心をそこなわないようになさられています。
とても賢明なお母様だと思います。
ピアノでもお勉強でも教え込んだのでは本物ではないと思います。
それは表面上の事だけで、、、
ピアノでも一人で音符が読めて練習をできる子に育てなければと思っていますので、お母様の教育方針と同じなので嬉しいです。
ご父兄の役目はは練習をしやすい環境を作って下さる事、練習する習慣をつけてくださる事でいいのです。
後は私が責任を持って指導しなければと思っています。
どうのばしてあげれるかれるか さ~~やるぞ~ってファイトがわいてきます。
縁があって、私のもとに通ってきてくれる生徒達の能力を最大限に伸ばしてあげなければ、、と身が引き締まる思いです。
(身が引き締まってやせればいいのに(笑)