2012.01.30
1月28日29日とカワイ音楽コンクールに生徒達がチャレンジしました。
コンクールって一曲を深く追求することが出来るので普段見えないことが見えてきて上達することは確かです。
今までは弾くだけだったのが、立体感のある音楽作りや、呼吸、間の取り方、フレーズの処理、タッチ感、ペダルの処理などを生徒達と一緒に取り組む事で充実したレッスンが出来ることに満足です。
今回中学生のチャレンジはいくちゃんです。私学に通っているので、公立の中学生達が取り組んでいる学校での合唱コンクールの伴奏はないので、ピアノに燃えて欲しい思いから<真剣に取り組むことで完成度の高い曲が仕上がるよ>って事でコンペに取り組みました。
とても才能があるしピアノ大好きの生徒ですので何としても、通してあげたいとの思いがいっぱいでした。
舞台で演奏をしている時にペダルのコントロールなどやはり家と舞台で弾くのとは響きが違って、アレ~~って思いがありで、発表時入選2人の名前が呼ばれ、もうダメだと思い、ぜ~~んぶ先生の責任だからっていくちゃんに耳打ちしていたら、、、ナ、ナ、ナンと入賞は3番00いくこさんっ、、舞台へおあがり下さいとのアナウンス、、私もいくちゃんも驚きでえ~~~、、、
私は思わず嬉し涙?感動の涙? それよりも、こんなにピアノが好きな子を伸ばして上げなければとの思いがいつもあったので、、驚きと安堵の涙だったのでしょう。
本人は私の泣いているのを見てちょっと不思議そうな様子でしたが、、、いくちゃんは私にとっても幸せな気分を味あわせてくれました。
明日からは4月8日の本選に向けて又いくちゃんと頑張ろう!!
今度は舞台で弾くことを想定してペダリングを考えなくては、、。
小学一年のももちゃんは入賞まであと一歩で入選一番だったみたいで舞台での表彰があったのですが本人は帰ってしまって、、、。
ももちゃんはじめ入選したちびっこ達は、コンクールでちょっとストップしていた教本をどんどん進ませようと思っています。
意欲的に取り組んでくれること間違いないと思います。
ダメだった生徒(タッチだったりペダリングだったり練習不足でアップアップ)はその原因を私も一緒に反省し考えてこれからのレッスンに生かしていきたく思っています。
画像はいくちゃんが表彰が終わってしまった所(シャッターチャンスを逃してしまいました)