2011.04.16
4月も半ばになり、教室に通ってくる生徒たちも1学年進級し、1年を振り返ってみると色々な成長が感じられます。
鉛筆を持ち、○を書くのがやっとだった生徒も今ではド・レ・ミ…と、字も書けるようになりました。片手だけしか弾けなかったのが、両手でも弾けるようになりました。
そんな、目に見えた成長も嬉しく感じながら、生徒の様子を観察していると、春の訪れや新しいお友達、新しい環境、毎日の色々な事柄がピアノにも出てきています。
今やっている課題について、話をして音にすると、1年前は意味もわからず弾いていたのが今だと、すごく盛り上がり、それが音にでてきます。
そうやって、自分の想いを音にして、たとえば発散できたり表現できたするとピアノの練習も少しは楽しくなるのではないかなあ…、そしてピアノの練習において、譜読みは好きなんだけどある程度弾けるようになるとあきてくる…そんな生徒もピアノのおもしろさがまた変わるんじゃないかなあと思います。
色々な生徒と、色々な話をして色々なことを感じて私自身も楽しみたいと思います。
それが私の成長につながれば、また改めて音楽の素晴らしさを実感できるようにおもいます。