2023.05.20
べートーヴェン•ソナタ第5番 一楽章。誰もが知る『悲愴』の『小悲愴』の愛称で呼ばれる一曲。私はこの楽曲を17歳の時に演奏しました。先生に勧められるままに、ただ練習をしていただけの私の琴線には触れませんでした。ソナタの中ではわりと弾きやすい事もあり日頃の演奏においてかなりの伸び率を見せたNちゃんに発表会曲としてチャレンジしてみた所、楽曲がもたらす迫力、そう冒頭の劇的な主和音、心を吸い込まれる様な中間部のメロディー、主和音を打ち鳴らす『クライマックス』は今の私の琴線に触れNちゃんの心にもシッカリと楽曲が流れています。