2015.11.01
なかなかPCに触る時間がない平日。
次女が幼稚園にあがってくれれば・・・やっと一人の時間ができます。来春まであのガマンだ・・・笑
しばらく前ですが、ずっと前から気になっていたマーサ・ミアーの曲集を注文しました。
写真右の「ピアノ・ジャズタイム」に乗っている「いたずら」という曲を、別の曲集でたまたま見つけ、面白いな~と思い生徒さんに聴かせたところ「発表会で弾きたい♪」と、一目ぼれ。
ちょっと私もさらってみようと、オリジナル小曲集を買ってみました。
解説のページに、「ジャズ・ラグ・ブルース」という言葉についての解説が分かりやすく記されていました。
バスティンにもこれらのタイプの曲が沢山出てくるので、生徒さんに説明するのに助かります。
ジャズ : 19世紀の末から20世紀はじめにかけて、アメリカ南部のニューオリンズ
界隈で、黒人やクリオール(黒人とフランス人のハーフ)たちの中から生ま
れた踊りやパレードのための音楽を「ジャズ」と呼んだのが始まりと言われ
ています。
クラシック音楽は曲そのものが中心とされていますが、どちらかというと
ジャズは演奏者が中心となります。演奏者にジャズの感覚、表現力がなけ
れば、その演奏はジャズとは程遠いものになってしまいます。
ラグ : ラグタイムと呼ばれています。これは1870年代からアメリカ各地の酒場や
ダンスをする場で行われた黒人の演奏スタイルをラグと呼びました。
左手の2拍子のリズムに右手はオフビートのはっきりしたシンコペーションを
もったメロディーを演奏します。
ブルース : 19世紀末に黒人奴隷の間から生まれてきた独特な歌曲。
教会音楽や西欧音楽に触れて作られた宗教歌である黒人霊歌がもと
で、家畜同様に扱われた苦しい生活を自ら慰めるために歌われたのが
始まりといわれています。