2015.09.21
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
シルバーウィーク、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
昨日は門下生の発表会を見に、杉並公会堂へ行ってきました。
私は今回諸事情あり、ピアノの練習ができないため不参加としましたが、みんなの演奏が聞きたくて、応援を兼ねて。
スタンウェイとベーゼンを持つ、人気のホールです。
先生が8年前に他界してから、自宅が近いこの会場を利用しています。
先生が亡くなった際、ご家族から門下生の会を散会させていただく決定をしました、と連絡が入ったのですが、半年も経たないうち、先輩門下生が「私たちが弾き続けることが、先生への恩返し。また弾きませんか?」と呼び掛けて下さり、新たに発足しました。
この呼び掛けのお陰で、ピアノの勉強を続ける事ができています。
そして毎回必ず、ご家族が先生の遺影をお持ちになり、最初から最後まで見て下さいます。
あの時…突然の訃報で「これから誰にレッスンを受けたら良いか…」と行き場を失った門下生一同。「今さら他の先生に移る気にもなれないし…」と一時は途方にくれましたが、今では皆さん目標をもって再び弾きはじめました。
今回は大曲揃い。
ショパンのバラード4番、舟歌、熱情ソナタ全楽章、ダンテを読んで、ラヴェルのソナチネ全楽章、などなど。
どの門下生も、子育て・親の介護諸々、自分の勉強は二の次という生活の中、良くここまで仕上げてくるもんだ❗感心です。
ピアノに対する情熱は、音大生だったあの頃より、遥かに強いと感じました。