2015.07.01
最近、弾くことよりも、楽譜を広げて見入ってしまう時間の方が多くなってしまった私・・・イカンイカン!何か弾かなきゃ・・・
で、写真の楽譜は、ブルグミュラー25練習曲の第23番「再会」です。
私は「再会」というタイトルで定着していたのですが、楽器店で楽譜を見ると、まあ沢山の出版社がブルグミュラーを出していて、最近生徒さんに、音符が大きくて見やすいからと、GAKKENのブルグミュラーを持たせました。しかも音楽用語の解説付き。
ところがGAKKENさんの23番には「帰り道」んもタイトルが。
ん?と思い、私が持っている2冊も調べてみたら、ウィーン原典版は「再会」、音楽之友社は「帰郷」でした。
生徒さんはブルグミュラーを何冊も持ったりはしないから、「帰り道」と言われればそれで通るのでしょうが、こうやって他の出版社と照らし合わせると、こんなにも違うのか・・・とビックリです。というか混乱しちゃうな~私は・・・どのタイトルの楽譜を子供に弾かせてあげたらいいんだろう?
「帰り道」→学校の帰り道、友達と遊んだ帰り、ちょっと寄り道しながら?とても日常的な軽い感じ。
「再会」→幼馴染みのお友達と10数年ぶりの再会。互いにすっかり大人になって・・・
ちっと重い感じ。
「帰郷」→自分の生まれ故郷に里帰り。田舎のキレイな空気を吸いながら、のんびりした時間を過ごせるのが楽しみ。っていう感じ。
ブルグミュラー先生は、どんな思いでこの曲を弾いてほしかったのかな・・・