2015.05.09
学生時代、指揮法の授業で使っていた指揮棒が引き出しの奥から久し振りに出てきた。
レッスン中、音はバッチリ見ていたものの、3拍子のリズムにイマイチ乗れていなかった2年生の女の子。
1♪2♪3♪ぴたっ?
1♪2♪3♪ぴたっ?ってな具合
ぴたっ?って間は一体なあに?
「よし!ちょっと一回ピアノから離れて立ってごらん」
…?…不思議そうな顔の生徒ちゃん。
隠しておいたしきぼうをサッと出して持たせました。
「ちょっとだけピアニストやめて、世界的指揮者になろうよ」
女の子の目がキラッと光りました
音が鳴るわけでもない、見た目ただの棒。でも彼女には「何か面白い事が起こりそう…」と期待している様子が分かります。
私と向き合い、わざとカッコつけて、素敵な、しなやかな3拍子を気持ちよく振りました。ピアノの前では無表情で弾いていた女の子が、一本の指揮棒でニコニコ。大分体が覚えたところで、ピアノに向かわせました。
効果覿面です .