2014.12.27
昨日、最後のレッスンにやってきた、年長のAちゃん。いつもはママの付き添いで来るのですが、久しぶりにパパの付き添いでやって来ました。
バスティンプリマーが、残すところ2曲で終わろうとするAちゃん。気持ちを高めて欲しいと思い、すでにベーシックの1巻を渡してあります。
どんな曲かはわからないけど、ユニークなイラストで気に入ったようで「○○っていう曲弾きたいんだ♪」と気合十分。じゃあ、今の曲、頑張って仕上げようね♪という感じで、現在順調にゴールへ向かっております。
なかなか手首えお下げてしまうクセが直らないAちゃん。これを私が横からちょうど良い高さになるように支えてあげると、あれまあ一発で上手になります。
もう指先の力はだいぶついてきているので、これから徐々に難しくなっていく1巻に備えて、この悪い癖を一日も早く直させたい。
後ろで真剣に見ていてくださっていたパパさん。「フ~ン・・・ハ~~・・・そっか~」と、うなずきながら、私の話を一緒になって聞いてくださっていました。
自宅では電気ピアノ。帰り際に「僕も、この子の手の形は気になっていたんですが、やっぱり電気ピアノであることも原因なんでしょうかね・・・」と質問されました。
まだAちゃんの歳ですと、それだけが原因ではなく、まだ完全に指が鍛えられているわけではないので、それを手首を下げることで鳴らそうとしてしまっているのだけれど、これから曲が進んでゆくと、電気ピアノでは行き詰まってしまうこと、タッチが悪くなってしまうこと、いずれ本人がピアノの響きの良さに気づき、「買ってくれ~っ!!」と欲しがる時期が絶対に来る、このクセは後で直そうと思ってもなかなか直らないので、今は申し訳ないけど「口うるさいオバチャン」になって、若干しつこく指導させてもらっています、などとお話させていただきました。
お教室によっては、自宅にもピアノを買っておいていただかないと、レッスンはお受けできません、としている所もあります。
パパさんも趣味でサックスを吹いている、音楽好きな方。
最近、楽器店に行ってピアノを触っていたら、やっぱりピアノのキレイな音色に惹きつけられたそうで、つくづく本物のピアノがいいな~と思ったそう。キレイな音は、人の耳にも一番心地よく入ってくるものなんですね。
すぐにとは言いませんので、このままAちゃんが順調に進めば、アップライトピアノに買い換えていただかないと・・・という時期はたちまち来ます。とお話させていただきました。 お父様も深くうなずき、納得されて帰られました。
高い買い物ですからね・・・お父様と話せて良かったです。