2013.11.19
先日のとあるレッスンにて。
小3の女の子。前回私の言ったことをいっしょうけんめい守り、この日大変しっかりまとめて弾けるようになりました。
が・・・しかし。この曲のタイトル「ロックのうた」!
パンチがなーい!!惜しい・・・最後はバッハのメヌエットかと思ってしまうほどにやさしい音でしめくくってしまいました。
あ~~っ!もったいない!違うのよ!
この女の子。自分で曲を完成させるという力はだいぶ備わってきていて、順調そのものです。ただ最後の作業「表現」これが今後の課題。
お迎えに来たお母様にも、分かりやすくお話しました。
「とても上手に弾いてました。だからこそ言うのですが、この曲のタイトルをイメージできる演奏、曲想(速度や様子)が見える演奏ができるようになれば最高です。
でもこの作業は今日・明日にできることではなくて、長い時間と工夫が必要となるので、私もこれから言葉を考えながら指導していきますので、おうちでもお母様からの声かけをお願いします。〇〇ちゃんを一番動かせるのは、お母様ですから」
お母様も「は~~・・・ホント難しいですね。でもすごく精神力がつきそう。やらせてみます」と深々とうなずき帰っていきました。
子供に分かりやすく伝えるのって、ホントこれは今の私の課題でもあります。
学校でロックが流れているわけでもなし、そんなに聞く機会はないですよね、ロックって。
私がバスティンを始めて目にしたとき、これがビックリした内容でもありましたし、逆に勉強しなきゃ・・・と私を行動させた原因でもあります。
ようしゃなく、ロック・ブギ・ブルース・・・といったものが登場します。
ちょうどポール・マッカートニーが来日中でもあるし?
今度のレッスンでビートルズの曲でも聞かせてあげようかな。いい音楽鑑賞会ですよね!
ピアノはクラシックを弾くためだけの楽器じゃないですものね。
今の子にもってこいの教材です。