2021.08.31
いつもたくさんのアクセス、ありがとうございます。
石井ピアノ教室です😊
勉強会に参加したKくん。
昨日通常レッスンにやってきました。
来るなりため息一つ。
ん?どした?
もうすぐ学校だからか??
自分から切り出して来ました。
「先生、ぼくが弾いたメヌエット、バッハの曲じゃなかったんだね。バッハが盗んじゃったってこと??」
「いやいや!バッハさんはそんな事する人なんかじゃないよ~💦素敵な曲、いっぱい作ったんだからー」
はい。Anh.114のことでございます。
勉強会の時、Anh(疑作)についての説明をしました。
ちょうどバッハのインベンション12番を弾く子(BWV783)もいたので、AnhとBWVの違いなどをお話できたら面白いな~と思って…。
バッハではなく、ペツォルトの作品なわけですが、レッスンの際そこについてはあまり話さなかったもので、おうちではママと、
「すごい!バッハのメヌエット弾くんだね🎵」って、喜んで練習してくれていた訳です。
そこへ私のトーク
「実はバッハじゃなかった」
でもこれって…
子供心に衝撃だと思うんです😥
親世代はもうみなさん「バッハのメヌエット」と呼んで、これを弾いてきたわけで。
現在の楽譜ではもうペツォルトにされていますが、この曲聞いたらまだまだ「あ、バッハのメヌエットだ♪」って言ってしまうと思うんです。
はぁ😞💨ちょっと心が傷みました😂
だって、肩を落として来るんだもの。
私としては、興味深い事実としてお話できたと思っていましたが、弾いてる本人からしたら、そりゃビックリだわね…って。
もっとKくんの身になって行動すれば良かった。
ごめんね、これからは気をつけるね。