2011.12.15
先日、カナダへ行ってきました。
ナイアガラ → イエローナイフ へ、寒さゆえの神秘を求めて5泊7日の旅でした。
ナイアガラに到着したのは夜だったので、`あの´ナイアガラの滝との初対面はホテルのお部屋からでした。
ライトアップされたカナダ滝やアメリカ滝を一望し、疲れも忘れてしばらく見入りました。
次の日、街の散策も兼ねて滝のすぐ側まで行ってみると、昨夜とはまた違う昼間の表情を見ることができ、爽快なほどダイナミックな滝の流れにさらに驚きました。
あれだけの迫力・水流なので、滝に近づいた時には人と会話する声も聞こえにくいくらいの轟音が響いているのかと想像していましたが、そんなことはなく、本来の轟音を自分の内部に取り込んでいくような…静かに唸っているような意外な響きでした。
滝の裏側へのトンネルが工事中だったため入れず残念でしたが、裏側まで近づいたらまた意外な響きに驚かされるのかな…(^^)
そのあとは1日かけてイエローナイフへ移動し、今回一番のお目当てであるオーロラ鑑賞へ!♪
極寒体験の覚悟はしていましたが、着いた日は-29℃。
飛行機から降りて、「あれ?意外と寒くないね」と話していたら…それはまさに早とちりというものでした。会話をするために吸い込んだ空気の量が少し多かったものならむせてしまう感じです。。
早速着いた日の21時~翌2時過ぎまで、とても優秀なレンタル防寒具で完全防備し、時間が経つにつれ半端ではなくなっていく寒さの中でねばったのですが、1日目撃沈。
2日目は日中が-15~-8℃と少し寒さが和らいだことは救いでしたが、同じく5時間ねばり…またもや撃沈。
3日目…同じく撃沈。
残念すぎて、帰りの飛行機の中で雲の上からもずっと外を見ていましたが…やっぱり撃沈。。
こうしてオーロラは目撃ならず旅行は終わってしまいました。日本を出発する時、今回見られるという根拠のない予感があったのでとても残念でした。。
でも、3晩過ごしたオーロラ鑑賞地―
一面真っ白な真夜中の大雪原に温もりのある色の明かりが灯っていて、月の光が鮮明に降り注いだ瞬間に独特な明るさをつくり出す情景には神秘性を感じました。
そんな場所で、凍った湖の上に大の字で寝そべり、真夜中の深い空を見上げていられる時間は、私にとってとても贅沢なものでした☆
いつかこの目で…絶対オーロラ見るぞ~( `^´ )q☆