2014.06.22
教室のため実家へ来ている日は、昼間の空き時間が自分の貴重な練習時間となっています。
カーテンを開けて、自然な光と庭の様子が目に入る中で練習するのが最近のお気に入りです♪
しとしと雨の降っていたある日のこと。
「紫陽花はやっぱり梅雨時に映えるなぁ…」なんて、窓から見える紫陽花の姿に少し物憂げになりながらバッハを弾いていました。
バッハは私にとって歳を重ねれば重ねるほどその良さに魅せられていくような音楽家です。
気持ちよくピアノの音色に浸っていると、
ぴょんっ ぴょんっ ぴょんっ …
視界の端っこで、庭を何かが通っていきました。
！！！
視界の端っこだったとはいえ、一瞬だったとはいえ…
今の大きさはカエルじゃないっ。
今の動きは絶対にネコじゃないっ。。
ウサギ！
いやいやいや…
ウサギがなぜこんな民家の庭先に？
…もう、一大事すぎてピアノなんて弾いていられません(笑)
小トトロを見つけた時のメイちゃんのように、ウサギが入っていったトマトの木の下をしばらく じーっ と見ていましたが… もう会えず。
しばらくして帰ってきた母に、
「さっき庭にウサギがいたよ」と一応伝えてみましたが、
「 …。 ネコでしょ。」
と、まあ当然?な反応です。。
さすがに私も落ち着きを取り戻していたので、「ま、いっか。」と思い練習を再開しました。
と、しばらくして今度は、庭いじりをしていた母が
ドタドタドタッ バタンッ！ とレッスン室へ入って来て、
「今そこにウサギがいたっ！」
と目を輝かせています。
「 （ 母さんよ… だから言ってるじゃないか… ） 」
と母のその様子に内心笑ってしまいましたが、これで見間違いではないことがハッキリしました☆
この一大事を小さな生徒さん達にも話したい気持ちを、先生はグッと我慢してレッスンをこなすこと数日…。
ある日、小３の男の子が帰り際にポロッと一言。
「来るときあそこにウサギがいた。」…
！！
今なんと？！ やっぱりそうだよね～p(^^)q☆
生徒さんによる初めての目撃情報が寄せられ、先生の興奮は一気に沸き返しました(^^)
キジの夫婦の次は、ウサギまで遊びに来てくれるようになりました。
気まぐれにやって来るウサギくん… 生徒さんたちも会えるといいですね(^-^)☆