2013.09.19
朝晩すっかり涼しくなり、昼間の日差しや青空にも秋の訪れを感じるようになりましたね☆
夏の間、教室の出入口の近くには、母が育てているトマトやきゅうり・なす・ピーマン・ゴーヤーなどのちょっとした家庭菜園エリアがありました。
教室でレッスンの準備などをしているとこちらからもそのエリアがよく見えて、野菜たちの成長具合にもよく目が留まったものです。
特にトマトは、出入口の一番近くにあるからなのか、緑の葉っぱやツルの中から丸~い緑の実や赤い実が目立つからなのか、昼間に来る生徒さんたちからもとても人気がありました。
3歳の男の子も女の子も、レッスン前にトマトのところへ寄ってくる姿が見えたり、レッスンが終わって靴を履くとチョコチョコチョコ…っとトマトに会いに行ってから帰ったり、その様子を見ているととても微笑ましい気持ちになりました。
小学生の男の子は、苗木が育ち始めた頃から「これトマトでしょ!」と言って、学校でもミニトマトを育てていることや「僕のトマトの花が一番最初に咲いたんだよ♪」「お水はあげすぎちゃいけないんだよ!」と嬉しそうに教えてくれたりしました。
「あれナスでしょ!」「あっちのは何かな…」などとても興味をもっていて、レッスンに来る度に野菜たちの成長具合を気にしている様子に、先生の心はホッコリ。
成長したナスの大~きな葉っぱの下をのぞきこんで実を見つけると、「あった☆!」と教えに来てくれたり…
たくさん童心を思い出させてもらったっけ。
童心といえば…
大人の生徒さんとは、勢いよく成っているゴーヤーの話から「そういえば先生のお家ってザクロの木があるんですね☆」という話になり、
その時は忘れてしまっていたのですが後々「そういえばっ…!幼い頃に潜りこんで遊んでいたような場所にザクロの木があった!」と遠い記憶を思い起こさせてもらったりもしました。
さて、先日のレッスン日に実家に来てみると…、
あれっ?!トマトの木が無い!!!
母に聞こうにも、ちょうどその日は母が留守で聞けず…
この夏のトマトは終わりを迎えたんだなぁ…と一人でちょっとシンミリ。。
すると、その日の最初の生徒さんが3歳のYちゃんで、教室に来るとYちゃんもお母さんも「トマトが無くなったんですね~」と気がついてくれて、
こんな風に「生徒さんたちの印象にもちゃんと残ってくれているんだな…」と感じ、なんだかまた心がホッコリ。
トマトの終わりは、この夏感じた様々な気持ちを運んできてくれたのでした☆(^^)☆