2013.01.23
先日、スカイツリータウンの一角`すみだ水族館´へ行ってきました。
初めて訪れる水族館は、「どんな生き物がいるんだろう」「どのくらい広いんだろう」「どんな内装なんだろう」などなど、色々とワクワクします☆
中でも、少し前に偶然テレビで見たことで特別に楽しみにしているものがありました。
水族館の入口に設置されているという巨大な水槽です。
光合成の様子をそのまま展示しているというその水槽の中では、育ち始めの森を思わせるような水草たちに包まれて、小~さなエビや色々な熱帯魚などが生きていました。
水槽に張り付いてしばらく見ていると、水の透明度も手伝ってでしょうか、それが水の中の世界だということを忘れてしまうような…もしも水が無くても水槽の中の生き物たちは同じように生きられるんじゃないかと錯覚するような不思議な感覚になりました。
この水槽では、人工的に酸素を入れるのではなく、植物がたくさんあることで自然と酸素がつくり出され、生物は生きることができているそうです。
植物がつくり出した酸素を生物が取り入れ、生物がつくり出した二酸化炭素を植物が取り入れてまた酸素をつくる。
「温暖化対策に『二酸化炭素を減らしましょう』とさけぶのではなく、自然の存在を大切に考え共存していくことで、きちんと循環していくことをたくさんの人に伝えたい」という水槽の作者のお考え。その表現力。
…すごい説得力だなと思いました。
水草の葉の表面には、
…あった!光合成によりつくり出された酸素の粒!
これを自分の目で見たかったのです(^^☆
小さな小さな酸素の粒をまとった水草が、水の動きと共にゆらゆらと揺れている光景は、幻想的でもあり現実的でもあり、なんとも不思議な気持ちになりしばらく目が離せませんでした。
これから水草が成長してどんな風になっていくのか、ぜひまた見に行きたいです☆
他にも、クラゲの成長していく様子がとてもわかりやすく展示してあったり、アシカがすぐ近くまで出てきてくれたり、飼育員さんがユーモアたっぷりにそのお仕事ぶりを紹介してくれたりと、とても親しみやすい水族館だなと感じました。良い休日でした(^^)