2021.09.19
9月も後半に入り、ついこの間だった夏休みが遠~く感じられます(^_^;)
その夏休みに、とても懐かしい体験をしました。
息子が小学校で使っている教材などを、夏休みの間は家で保管していたのですが、
整頓していてその中の小さな本を何気なく手にとった時、“どくんっ”と鼓動が高鳴るような感覚がありました。
それは、‘歌の本’でした。
親しまれた方も多いのではないでしょうか(^^)
色々な歌の単旋律と歌詞が載っている小ぶりな歌集です。
息子のその歌の本は、自分が使っていた物ととてもよく似ていて、当時の色々な記憶がよみがえりました。
「切手のないおくりもの」「グリーングリーン」「ありがとうさようなら」「巣立ちの歌」…
一冊の小さな本の中に、口ずさむと胸に何かがこみ上げてくるような気持ちになる歌が何曲もあったっけな…。
開くと何か特別な気持ちと出逢えることの多かったその歌の本は、小学生の私にとって宝箱のようでした。
中学生以降も、配られる歌集は私にとって何か特別なもので、
「マイバラード」「青葉の歌」「フレトイ」「大地讃頌」などなど、数えきれないほどの良い曲と出逢い、毎日様々な感情が起こる中、心が支えられていた気がします。
また、初めて歌の魔力(?魅力?)を感じた時のことも。。
3歳か4歳くらいの頃、それは「しゃぼん玉」の曲でした。
楽しく元気に歌っている気がするけど、何かそれだけじゃない気持ちになる…。
当時の私は、心が何かを感じているんだけど、その感情を言い表す言葉がまだわからない…というような、、
子供心にはとても不思議な感覚との出逢いでした。
(成長してから「しゃぼん玉」の曲の背景を知り、なんだか腑に落ちました。)
やっぱり‘音楽’っていいな。
形のないものなのに、色々な感情を見せる心の機微にそっと寄り添ってくれる。
かけがえのないものですね(^^)