2021.02.25
息子の同級生でもあり、2歳の頃に出逢ったⅠちゃん。
まるでお天気のような… 本当に様々な表情をもつ女の子。
とっても笑い上戸だったり、泣き虫さんだったり、怒りん坊だったり、感動屋さんだったり、トトロに出てくるメイちゃんのようだったり、ディズニーの世界のプリンセスのようだったり…
感情表現が豊かで、キャラクターがとても面白い。。
そんなⅠちゃんも6歳になり、先週、ピアノの体験レッスンへ来てくれました。
赤ちゃんの頃から馴れ親しんでいた絵本型のおもちゃピアノを、ここ最近Ⅰちゃんが自発的によく弾くようになった様子を見て、体験レッスンへ行ってみようと考えてくれたそうです。
体験レッスンでは、終始にこにこ(^^)
絵本ピアノの中の覚えた曲を、1本指で次々と聴かせてくれました。
`もっと弾きたい…! 誰かに聴かせてあげたい…!´
とても大切な気持ちですよね。
30分間の体験レッスンの中で、
音楽の体現あそびや音名唱、音順クイズなどなど、初めてのことにもリラックスした様子でチャレンジしていたⅠちゃん。
中でも`面白いな…´と感じたのは、
Ⅰちゃんは`音域´に対して強烈な意識を持っていること。きっと`音域の面白さ´に心が何か反応しているんだろうなぁ(^^)
Ⅰちゃんが持ってきてくれた絵本ピアノ。
私の息子も同じタイプの絵本ピアノに親しんできて、ボロボロになった今でも引っ張り出して弾いていることがありますが、、
そのピアノは横幅でいうと30cm弱くらいの音域。
そして教室で出会ったグランドピアノは横幅120cm以上。
その分だけ、Ⅰちゃんにとって自分の弾くピアノで体感できる音域が広がった瞬間です。
人間の耳が`心地良い´と感じることのできる限度であると言われている88鍵のフルサイズピアノを目の前にした時、
『大きな栗の木の下で』や『結婚行進曲』など色々な曲の、少し高い音に跳ぶところはとにかく最高音並みの高い場所(鍵盤)!
少し低い音に跳ぶところはとにかく最低音!(曲によっては最低音まで下りずに、「この辺にしようかな…(^^)」と言って中低音くらいのところにしてみたり(笑))
正解の音は『ド』なのに、『ド』が弾けていないなぁ…とか、実際にはどのくらい高く跳んだり低く跳んだりしているのかという音感的な部分とか、そんな事はひとまずどうでもよくて(学び始めればすぐに出来るようになる!)、、
音を純粋に楽しんでいる瑞々しい感性や、心が感じているものの表現を、そのまま大事に育ててほしいな…と心底思います。
鍵盤を押すと奥の方でぴょこぴょこ動くハンマーの様子や、ダンパーペダルを踏んで音を響かせること、ふたを全開にしてあるグランドピアノの中がどうなっているのか…など、興味深々!
好奇心があってとてもいいね(^^)!
こちらの都合や大人のものさしで潰してしまいたくない魅力的な感性と本当にたくさん出逢えるピアノレッスンが、私はやっぱり大好きです(^^)☆