2012.07.29
先日、初めて海釣りへ連れて行ってもらいました☆
私の釣り経験といえば…、
幼い頃に、家の周りで適当な棒を見つけてニボシをくくりつけてはザリガニを釣って遊んだこと。
田舎が海に面した町なので、夏休みに帰省すると、「朝釣りに行く!」という父や兄たちにくっついて行っては何を釣っているのかも知らずに見よう見まねで釣り糸を垂らしていたこと。
そして数年前、ブラックバス釣りに挑戦したものの全く釣れなくて途中から遊び始めてしまったこと。
そのくらいです。。
そんな私が「海釣り」ですと?!
…ひとまず「釣り船に乗れる!」という好奇心に任せてワクワクと出かけていきました。
東京湾から一時間くらいかけて沖へ出て、アジ釣りに挑戦です。
釣り方を教えてもらって、エサを仕掛けて釣り糸を垂らす… 魚たちとの知恵比べの始まりです(笑)
水面からは見えない海深くに魚の群れが泳いでいることを想像するとなかなかロマンも広がります(^^)
少しすると、「…ピクッ」!
来たぁ! → ん? 小さなイワシが一匹。
しかし、釣れたことに感動。。
エサを仕掛け直し釣り糸を垂らす…
また少しすると、「…ピクッ」!
おっ、来たぁ! → またイワシ。 そして、来たぁ!! → 船酔い…。
こうして、薄々予想はしていた船酔いというものに見事にハマった私は、「海の揺れにダウンしては、回復した隙にエサを仕込み直して釣り糸を垂らす」という早わざを生みだし、ついに目当てのアジを釣り上げました!!
面白いっっ☆
船長さんや常連さんの話では、今日の魚の群れは小さかったということでしたが、初心者の私には魚が針に掛かった時のあの感触がとても嬉しくて、二匹同時に釣り上げた時なんて目がキラめいていたのではないかと思います(笑)
こうして海の上での3時間はあっという間に過ぎました☆
停船中の揺れには酔ったものの、行き帰りのクルーズはとても楽しかったです。
陸から離れていくにつれて、横浜の街並みやディズニーランドやアクアラインの海ほたるや東京ゲートブリッジや… 色々な名所が目の前に勢揃いしたこと。
着陸しようとする飛行機に海の上から並走したこと、色々な方向から様々な距離感で次々に飛行機が飛んできたこと。
海の塔があったり、大型フェリーとすれ違ったり、遠くには潜水艦がいたり…。
海の上にも工事現場がいくつもあり、ほんの少しだけどその様子を知ったこと。
自分がいた街並みが遠くに微かに見えるくらいまで沖に出た時、目の前に広がる海面~空高くまでの景色は、幼い頃に描いた絵日記のように深い青色~白色のグラデーションでできていたこと。
もうすぐ夕焼けに変わるという時の青空に浮かぶ白い雲は、光り輝いて本当にキレイだったこと。
これほどまで沖に出た経験がなかった私は、色々な出来事をとても新鮮に感じました。
全て、テレビなどで見たり、頭の中では思い描けること。
でも、風や匂いや音などと共にいざその光景を目の前にすると、心の高鳴り方は別格なものなんだなと改めて感じました。
こういった心の高鳴りを、表現力へと繋げていきたいです☆♪☆