2013.10.21
右手がメロディーで左手が伴奏となっている曲で、
両手とも同じ音量、同じ表現で弾いてしまうと、
ただピアノを機械的に弾いているようにしか聴こえません。
メロディーが
浮き立って聴こえるように弾きたいものですね。
しかし、これは頭でわかっていても大変難しい作業です。
大切なのは、
自分の耳で自分の演奏のメロディーと伴奏を聞き分けて、
音のバランスを指先まで伝えることです。
そのためには
1 メロディーが浮き立って聴こえるような音量を
意識しましょう
2 左右の手の強弱を変えて、ゆっくりと練習しましょう
ピアノの演奏はメロディーと伴奏の一人二役以上を
こなさなければならない楽器です。
メロディーと伴奏の強弱のバランスをつけることで、
演奏が立体的に、美しく聴こえます。
日ごろから自分のピアノの音をよく聴きながら
練習をすることが大切です。