2013.10.04
メトロノームとは決められた速さでリズムを刻む機械です。
従来の振り子式は音量も大きく、視認性に優れています。
最近主流になりつつあるデジタル式はリズムを刻むほかに、
音を消してランプの点滅でテンポを刻むものや、ちょっと変わった拍子を打てるもの
などもあります。
メトロノームは速い曲を弾くためだけに使うとは限りません。
ゆっくりと弾くことを徹底するために使う練習法もあります。
普段の練習ではゆっくり弾く練習をしているのに、自然とテンポが上がってしまいがちな
人もたくさんいると思います。
演奏が不完全なままのテンポを上げてしまうと、
やはり仕上がりも不完全になってしまうことが多いです。
メトロノームの音をしっかり聴きながら、
あえてゆっくりしたテンポで弾く練習も大切です。
レッスンではデジタル式のメトロノームを使っています。
テンポを数字で確認することができるので、
数字を1つ上げたいために集中して弾くこともあります。
テンポが速くなったりリズムが崩れるのを防ぐためにメトロノームを普段から使って練習
をするといいと思います。