2015.01.06
新年あけましておめでとうございます。今年もアートサロン音楽院を、どうか宜しくお願い申し上げます。
当音楽院は、昨年末の12月27日に、日本クラシック音楽コンクール全国大会で全ての行事を終了し、新年は1月10日のショパン国際ピアノコンクール in ASIA 全国大会から再び活動をスタート致します。その関係もあり、出場関係者各位に於かれましては、お正月気分も何処かへ飛んでいくようなあわだたしさで、本当にご苦労様でございます。
さて、ショパンコンクールの報告は後日改めてさせて頂く事になるかと思いますが、日本クラシック音楽コンクールの方は、全ての日程が終了いたしました。
当音楽院からは、小学5年生のYちゃんが全国大会に出場いたしましたが、今回は15分間の演奏枠一杯を使い切り、欲張って3曲演奏いたしました。
これだけ長い時間(小学生のYちゃんにとって)ステージに上がるのは初めての事なので、集中力が持つかどうかが懸念されましたが、全国大会という真剣勝負の場で、敢えて失敗を恐れずにチャレンジすることで得られる経験は大きい筈だと私は考え、強行させてみました。
心配は一部的中し、3曲目に入るところでペダルを踏み損ねるというハプニングが生じましたが、全体的には多少荒っぽい所はあったものの、気迫の溢れる火を噴くような演奏で、掴みのある非常にインパクトの強いステージを演じることが出来た様に私は感じました。
これは、もしかしたら評価が分かれるかも、と思いましたが、長時間のステージという本人にとっては難易度の高いハードルを超えさせ、精神的にタフになってもらおうと敢えてやらせたことであるので、15分間切れる事のなかった気迫を私は褒めてあげたいなと思います。
演奏が始まると別人のようにキリッとした感じになるYちゃんなのですが、実は普段はとてもひょうきんで、今回もふざけて「演奏が終わったら、次の子が弾けないように鍵盤に納豆をのせてネバ~ァとさせてやる」とか、「スベって転ぶように、バナナの皮をステージに並べる」とか冗談ばかり言っておりました。
さて、お楽しみの結果発表はどのような結末になったのでしょうか。
Yちゃんおめでとう!日本一です!?
1位から4位までが該当者なしで5位が28名中5名、その中に見事入ることができました。ウソではありませんね。一応日本一です。この勢いでショパンコンクールもアジア大会へ行こう! エィ!エィ!オーッ!
本当によく頑張りました。Yちゃん、そしてご家族の皆様に心からお祝いを申し上げたいと思います。今回の経験が次なる成長への大きな自信となるであろうことを信じて疑いません。私にとっても大変貴重な経験となりました。心より感謝申し上げます。