2014.07.30
熱い戦いの繰り広げられたピティナピアノコンペティションの地区予選が終了し、今度は全国決勝大会進出に向けてのさらに熱い戦いの火蓋が切って落とされました。
当音楽院におきましても、最後の地区予選が20日に終了し、27日には本選壮行会、28日にはピティナの本選の曲目で、日本クラシック音楽コンクールの予選に2名の生徒が出場し、着々とその準備を進めて行っているところです。
最後の予選に出場したE級のOさんは、残念ながら本選進出とはなりませんでしたが、8年ぶりのコンペとは思わせない様な成長ぶりを見せて頂きました。
ただ特別な時だけではなく、普段の自分の実力に対して自信が持てるように、これからもコツコツとレッスンを真面目に積み上げ、又もう少しステージ経験の方も積み上げていけば、本番のプレッシャーに気圧される様な事も次第に無くなって行くものと思います。これからも是非頑張って下さい。
本選壮行会では、全国決勝大会進出をにらみ、課題曲4曲の連続演奏を行いました。そこでは2曲の場合と違い、一段の集中力と心の切り替えが求められるので、生徒たちは大変苦労している様に見受けられました。
1曲ずつだと良い演奏が出来るのに、4曲連続だと集中力が続かず、ミスが多かったように思いますし、次の曲へ移る間に気持ちを立て直して切り替えることも、まだまだ未熟だなあと感じました。上ではそれが求められます。曲のイメージも曲ごとに切り替えられなくてはなりません。もうワンランク上の精神力が必要です。
クラコン予選では、C級のYちゃんとSちゃんが出場しました。Yちゃんはその日の最高点だったとの事で、良かったといえば良かったのでしょうが、私はピティナの本選の厳しさはよく分かっているので、全く油断はしておりません。
Sちゃんはピティナの本選進出は逃しているものの、とても良い演奏をし、最高点のYちゃんに1点差まで詰め寄っています。(90点満点で1点刻み。)
二人共、秋にクラコン本選でも活躍が楽しみです。(Sちゃん、ピティナの悔しさを晴らそう!)
さあ、今度の日曜日から、当音楽院でも本選がスタートします。今年こそ夢を叶えましょう。努力の果てに奇跡が起こると信じ、生徒、ご家族、そして指導者が一体となって共に歩んで行きたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。