2017.11.11
今日はぽかぽか陽気でしたね。暑いくらいでしたが、日本はどんどん冬が短くなっているのかなあ。
このぽかぽか陽気の中、近所の中学校へ合唱祭を見に(聴きに?)行ってきました。今年はどの組も一生懸命、男子も女子も声を出して、それもきれいな声で歌っていました。特に、三年生の音楽を作り上げようとする気持ちが伝わってきました。
なぜか毎年男子が女子の倍くらいいて、それなのに女子が2パート、男子は1パート。男子の方が声量があるので、普通は逆の方がバランスが良い。でも、たいていの中学の授業用混声合唱曲は女子2、男子1で書かれているんですよね。
話はそれましたが、今年も男子の人数がとにかく多かった・・・。
でも、合唱はとても上手でした!
曲としてまとまりがあり、音程もよく、伴奏も安定していました。人数的にはかなりアンバランスなはずが、意外にバランスよく聴けました。
なぜでしょう??
理由として一つはソプラノの声量があったこと。
それと、男声がただ無理に大声を出すのではなく、良い発声だったことが良かったのだと思います。出しにくい音域を無理に出さないことで声量が抑えられます。
アルトの声量が少なかったのも良かったですね。女子の低音でよくあるのは、地声で悪目立ちするパターンです。真ん中のパートはあまり目立たなくて良いのです。
うーん・・。
これは音楽の先生の指導力の賜物ですね。これなら、男声2パートで十分いけたかも。
もちろん、最後の合唱祭を真剣に取り組んだ3年生たちの思いがあってこそ、です。本当に今年は良かったです。
合唱は一人ひとりが未熟でも、まとまりさえすれば素晴らしい音色になるのです。あらためて「合唱っていいなあ」と思いました。