2019.02.25
今回のPTNAは全員合格でしたが、PTNAにかかわらず生徒さん全員の今後の課題の1つとして、左右の手の音量バランスを考えて演奏するということがあります。
メロディーは美しく響かせて弾かなければなりませんし、伴奏はメロディーをひきたてて弱めに弾いてあげるようにしないといけません。
しかしピアノをはじめてまだ間もない方は、左手のバランスがとりにくく、伴奏、メロディーの音量を変えて演奏することが難しいです。
小学校2年生のAちゃんもその一人。
これまで左手にでてくる伴奏パートを、右手のメロディーより音量を控えめに弾くことが出来ませんでした。
でも、先週のレッスンで・・・
おいしいクッキーってすぐに食べるのもったいないでしょ?
少しづつ食べたいから、崩れないようにそーっと割って食べたらどうかな??
そんな感じで左手を弾いてみよう!とアドバイス♪
するとAちゃん、うん、とうなずいて、左手を大切にそーっと弾いて・・・・
なんとすぐに、伴奏の左手を弱めに弾くことができるようになりました(^-^)♪!
その日のレッスンは、繰り返し弾いてしっかりその感覚を覚えてもらいました。
毎日これを繰り返し練習することで、どんな曲も演奏できるようになるでしょう。
ちょっとしたイメージで演奏を素敵に変えることができる、あるレッスンの1シーンでした。
今後も生徒さんひとりひとりに響くアドバイスを探していきたいと思います♪