2014.12.05
リズムのプリントの宿題をレッスンに持ってきたIくん。
最初の課題は休符を書く練習でした。
なんかたくさん並んでいると思ったら、なんと46個もの全休符が書いてありました。
Iくんは、毎回たくさんの課題の練習をしてきてくれるのですが、今回は群をぬいてます。
あまり見事なので写真を撮らせていただきました。
この記録は、簡単には破られないでしょう。すごい記録だね。Iくん!!
こんなに休符の続く曲があったら暇だなと考えていたら、ジョン・ケージの「4分33秒」を思い出しました。この曲は、3楽章に分かれていますが、それらはみんなTACET(タセット)です。タセットは、比較的長い休みのこと。演奏者は4分33秒の間、一度も楽器の音をだしませんが、それぞれの楽章の長さは、演奏者にまかせられていて全楽章は「4分33秒」で終わらなければいけません。
分け方は自由ですが、Iくんの書いた休符を全部使うなら第一楽章は10個、第二楽章は16個、第三楽章は20個の全休符で「4分33秒」の楽譜を作ることができますね。