2014.03.23
最近林文子さんの本を読みました。
林さんは本の中で「3K職場」を提唱しているのですが、3K というのは一時話題になった方の言葉ではなく、「感謝、感動、感激」を表しています。
仕事の内容は違うけど、私が日頃しているレッスンにもあてはまるような気がしました。
教える立場としては、いかにすれば上達するかを考えてレッスンしています。
また ビアノのレッスンで私が大切にしていることのひとつに「ピアノを嫌いにしない」というのがあります。
ピアノの練習は、なかなか大変です。
でもただ練習すればいいというものではなく、何に注意して練習するかを考えなければ次のレッスンでまた同じ注意をされてしまいます。
「何に注意するか」を子どもたちに気づかせるのが私の腕のみせどころです。
それは、1回でできることもあれば何回も根気よく言うこともあり、別の角度からいろいろアプローチをかえて言うこともあります。
でもそれが伝わった時の「感動」は、レッスンの喜びのひとつです。
林さんは、3Kによって自分も相手も幸せになるとも書いています。
感謝も感動も感激も相手に対してのことです。
そして子供達のピアノがうまくなることは、教える私の願いです。
子供達とレッスンできることに「感謝」し
子どもたちの成長に「感動」し
その演奏(成果)に「感激」する
そんなレッスンを続けたいと思いました。