2012.03.14
小学校4年生のYちゃんが弾いている曲はちょっといつもと雰囲気が違います。
「この曲の天気は?」と聞くと「曇り」との答え。
何かが起こりそうな雰囲気だよね。すっきりしない感じで・・・。
ピアノの音もはっきりと弾くんじゃなくて曇り空に合うようなこんな感じの音で・・・と話し合いました。後半は雨が降り出しそうな雰囲気にも思えますが特に強弱の指示はありません。ただ拍子や音型が変わっています。
「降りそうだけど降らなかったんじゃない?」と聞くと「夏に降る雨。」との答え。「夕立」というイメージが彼女の中にはあるみたいでした。
じゃあ、そういうふうに表現してみようと話していると、歴史が好きな彼女は、「なんか本能寺の変のときみたい。」と言いました。どうやら歴史ドラマを見たり歴史の本を読んだりした時のイメージと重なったようです。
「じゃあ、この曲の題名は本能寺の変にしよう。」と言ったら大喜びでした。
次回はどんな音色で弾いてくるか楽しみです!!