2012.02.14
先週末、四大陸フィギュアがコロラドで行われました。
(すみません・・・また、フィギュアの話です)
浅田選手がトリプルアクセルに挑戦したのは、みなさんきっとご存じのことですよね。
フリーでは、きれいに降りたっ!と思ったのですが、わずかに回転不足判定で残念でした。
でもあのクリーンな着氷は、浅田選手にとって大きな収穫だったのでは・・・と思います。
そして、浅田選手にはもう一つ大きな収穫があったのでは?と思います。
それは、3回転ルッツの踏切でエッジエラーが付かなかったことです。
ルッツジャンプは踏切の時に、エッジの外側で踏み切らなければいけません。
逆にフリップジャンプは、エッジの内側で踏み切らなければなりません。
選手には、みんな自分の跳び癖というものがあるようで、このルッツとフリップの踏切が逆になってしまう人は結構いるようです。
何年か前のルール改正で、このエッジ判定が厳しく行われるようになり、浅田選手はルッツの時に踏み切りがインサイドになってしまうクセがあり、エラーが付いて減点されてしまうようになりました。
それ以来、浅田選手は踏切を直そうと努力をしていましたが、ずっと跳び慣れてきた跳び方を直すのは大変で、バンクーバー五輪の時はすっかりルッツをプログラムからはずしてしまっていました。
ところがそこであきらめないのが、浅田選手です。
オリンピック後はまた、プログラムに入れてエラーが付いても付いても、挑戦し続けていました。
そして四大陸終了後、ネットで浅田選手のスコアを見ていたら、どうでしょう!!!
「あれ?ルッツにe(エラー)のマークが付いていない!!!」
やったね!真央ちゃん♪
・・・と自分のことのようにうれしくなってしまいました(^^)
ピアノでもそうですが、自分のクセを直すということは大変ですよね。
すべてを一からやり直さなければならなかったりする場合もあります。
それに根気強く取り組むということは、とても忍耐がいることです。
でも、それでもそこから逃げずに頑張る!!!
浅田選手は、ホントにすごいです♪♪♪