2011.12.27
激闘の全日本フィギュアが終わりました!
今年の優勝者は高橋選手と浅田選手でしたね。
この辺のところは、たぶんみなさんよくご存じだと思うので、今日はあえて別の視点から書いてみようかな?と思います。
興味ない方は、ごめんなさいね・・・
私がどうしてこんなにフィギュアにのめり込んでしまったか・・・
小さい頃から、スポーツ観戦好きの父親の影響もあり、よくテレビでいろんなスポーツを観戦していました。
そこで私が一番惹かれたのが、スポーツと芸術が融合したフィギュアでした。
それこそ、伊藤みどり選手が小さい頃から見ていました!
最初は、きれいだな、ジャンプすごいなとかそんな感じで見ていたのですが、だんだんどうしてこんなにジャンプがきまっているのに、こっちの選手の方が点が出るんだろう・・・とかいろいろ疑問がわいてきました。
そこで図書館に行き、ルールブックを読みあさったのです!
点数には、大きくわけて技術点と構成点というのがあります。
ジャンプやスピン、ステップなどその技一つ一つに対して出る点数が技術点、それ以外の表現力やスケーティング技術などに対して出る点数が構成点です。
技術点、構成点、どちらも点が上がってこないとなかなかトップにいくことは出来ません。
ジャンプは全部で6種類。
簡単な方から、トゥループ、サルコウ、ループ、フリップ、ルッツ、アクセルです。
それぞれ、基礎点が違います。
よく男子が跳んでいる4回転というのは、トゥループです。
たまに、サルコウを跳んでくる人もいます。
安藤美姫選手が跳んだのはサルコウです。
今、女子も3回転3回転のコンビネーションを入れてくる時代となりましたが、女子がまずやってくる3−3はトゥループートゥループです。
セカンドにつけられるジャンプは決まっていて、トゥループかループになります。
だいたいの人はトゥループをつけています。
ループをつける方が難しいのですが、安藤選手や浅田選手はループをつけることが出来ます。
安藤選手のやっている3−3はルッツーループ、浅田選手のやっているのはフリップーループです。
これだけみても、2人はすごいジャンプを跳んでいることがわかります。
でも回転不足を取られやすいので、最近浅田選手は3ー3はやってこないようです。
・・・というわけで、3−3を入れるのはとても大変なことなのですが、今回、すごい3−3を入れてきた選手がいます。
全日本ジュニアで優勝した宮原選手です。
なんと、ルッツートゥループを軽々と跳んでいました!
これは、キムヨナ選手がやっていた3−3と同じですからね!
すごいことです!
将来、有望です!!!
今時は、ジャッジがつけたスコアを、ネットで誰でも見ることができます。
それを見るとどんな技にどんな点数が出てきているのか、よくわかります。
そんなわけで、試合が終わると、スコアを見るのに大忙しな私です^_^;
今では、助走と踏切を見ると何のジャンプを跳んだのか、わかるようになってしまいました・・・
・・・というふうに、点の出方がわかるようになると、フィギュアはもっともっとおもしろく見ることができま〜す♪(もちろん押し売りはしませんが)
読んで下さった方、長々とおつきあいいただき、ありがとうございましたm(__)m