2021.07.22
1年以上延期されていたショパンコンクールの予選会が7月12日から始まりました。
予選会には164名が参加一次予選から二次予選、さらにいくつかの会を勝ち抜いて本選に進むのは10名。本選ではピアノコンチェルト1番、2番のいずれかを演奏します。
日本人も大勢参加されていますが、7/20には今1番チケットが取れないピアニストといわれている(笑)反田恭平さんとストリートピアノでも知られている「かてぃん」こと角野隼人さんが登場しました。
これからどこまで勝ち進んでいくのか楽しみです。演奏の様子や結果等は公式ホームページで見ることができます。ご興味のある方はご覧くださいね。
また、華やかでし烈なコンクールの舞台裏でも、もうひとつの戦いが進行しています。
各ピアノメーカーの戦いがそれ。
いかに自社のピアノを選んでもらうか、調律師も絡んでの壮絶な戦いが繰り広げられます。そして優勝者がどのメーカーのピアノを使用したかが、メーカーの今後を左右すると言っても過言ではありません。
練習場所やピアノの提供はもちろんのこと、食事や心身面でのサポート等、各社しのぎを削っています。
ヤマハやカワイなど世界的に有名ではありますが、海外の一流メーカーに比べればまだまだ歴史的には若く新参ものの部類です。
その中でいかに、ある意味勝ち抜いていくかに注目してみるのも面白いと思います。
浜松国際ピアノコンクールではここ2年続けてカワイのピアノを選んだ方が優勝しています。その後ピアノが随分売れたとか?(笑)
話しは逸れますが、先にご紹介した角野隼人さんと箏曲者のLeo(今野玲央)さんがコラボで演奏(厳密には箏とピアノとギター)したチックコリア作曲の「スペイン」が素晴らしいです。こちらは「題名のない音楽会」のホームページから演奏を聴くことができます。「お箏にあう音楽」の回でチェックしてみてください。
箏のLeoさんも伝統音楽から現代風なものまで幅広く演奏されていて、今後が楽しみな方です。まだ東京芸大の学生さんだったかな?
モデルのような容姿も必見(笑笑)?
オリンピック観戦も忙しい日々ですが、音楽もいろいろチェックして楽しんでくださいね。