2019.12.11
突然ですが、junaidaさんという方をご存じですか?ここ3年くらいjunaidaさんにはまってます。
ご存じない方のために簡単にご紹介。
京都在住の日本人41歳男性、画家及び絵本作家さんです。2015年ボローニャ絵本大賞を受賞しています。
私が最初に購入した本は、宮沢賢治の作品を題材にした「イーハトーボ」の2巻(1から3巻まであるのですが、なぜか2巻だけ持ってます)宮沢賢治のお話しの一部分を抜粋したものに絵が加えられています。
一目見た瞬間、美しく繊細な絵に魅せられてしまい、昨年の「みち」今年の「の」を相次いで購入してしまっています。
「みち」は前後どちらからでも読めるようになっています。お話しのない見るタイプの本です。片方は女の子が犬を連れて一本の道を行き、反対のページからは男の子が猫を連れて一本の道を行きます。道の先の世界はまさにファンタジー!!ページの真ん中で女の子と男の子がぱったり出会います。とにかく絵の描写が細かく綺麗です。ちょっと「ウオーリーを探せ」的な要素もあって楽しめます。
「の」は「わたしの」「お気に入りのコートの」「ポケットの中のお城の」!?とわたしのコートから途方もない世界へ誘ってくれます。想像力が掻き立てられる一冊です。こちらもやはり絵がとても素敵!!
子供だけでなく大人もはまる本です。絵本としてはお値段が少々高め。でも、画集としてはとらえると安いのかな?判断微妙なところですが、将来的に子供に、そして孫にと受け継いでいけるほど本の作りもしっかりしています。(宣伝みたいになってしまってますね、汗!)
興味のある方は本屋さんの絵本コーナーで探してみてください。